前回のパナホーム工場見学に引き続き、今回は積水ハウスの住まいの夢工場見学へ行ってきました。妻と息子と三人で。
一言でいうと、やっぱ積水ハウスのブランド力ってスゲーな。
ちなみに夢工場内は写真撮影厳禁だったので、施設内のお見せできる写真がありません。。。すみません~。。。
見学全体スケジュール
住まいの夢工場の見学スケジュールは結構ハードスケジュールです。
8:20 積水ハウスショールーム集合
8:30 バスで出発
9:50 夢工場到着
~10:00 夢テアトル見学
~11:05 環境館見学
~11:55 昼食
~12:55 Be-tech館見学
~13:20 エアキス館見学
~13:55 安震館見学
~16:00自由見学
バス移動
17:30 ショールーム到着
そして家に帰りついたのは18:30くらい。
なかなかハードでしたが、めっちゃ楽しかったです。
バス移動
まず、集合から夢工場までのバス移動時間が長い。1時間ちょい。
まずびっくりしたのが、バス内で配られるお菓子。
妻と私の2人でこの量(笑)
ちょっと朝から食べきれないので、持って帰りました。
「バス移動長いから何か食べ物と飲み物買っていかないとなぁ」と心配している方は全く心配の必要はないと思います。(笑)
夢工場へ到着
夢工場に到着すると、夢テアトルというウェルカムホールでまず積水ハウスの感動系映像を巨大スクリーンで見ます。
その後、スクリーンが上がり、入口が全開になり、眼前に広がる夢工場の全貌。
結婚式の新郎新婦入場の演出みたいです。
快晴だったこともあり、見晴らしは最高。
積水ハウスの技術を見学
その後はスケジュールにそって、積水ハウスの技術館を巡ることになります。
住まい環境館
省エネ、節水、エネファームや太陽光発電などの紹介。
うーん、やっぱ新築建てるなら太陽光とエネファームはほしいなぁ。
Be-tech館
積水ハウスの鉄骨技術を支えるフレームや耐火性能、耐風性能など、災害対策の様々な技術を見ることができます。
実際に外壁を炎で焼いてみたり、ダインコンクリートの壁を揺らしてみたり、シーカスフレームの振動吸収性を実験してみたり。面白かったです。
そして何かが匂う・・・。ここで息子(2歳)が盛大にウ◯チをしたので、オムツ替えのため妻と息子が一時戦線離脱(笑)
安震館
実際に地震の揺れを体験できます。
体験するのは、制振構造と免振構造での揺れの違い。
震度4と震度7の揺れを実際に部屋に入って体験できます。
よく防災センターとかにあるやつ。
免振機能のフレームはすげーなやっぱ。制振と免振の揺れの違いが身をもって体験できます。
でも免振機能の基盤は設置できるかどうか、地盤の状態や土地の形状によりやや制限があるそうです。また免振機能を採用した場合、予算も300~400万くらい上がるらしい。
実際に免振機能を採用されるお客さんは稀だそうです。ほとんどは制振で十分。
ちなみに制振フレームの実験に使われてる鉄骨のハリは、この安震館ができてから1回しか交換してないそうです。その間約1万回くらい揺らしていますが、特に交換の必要がないくらいの耐久性はあるとのこと。本当!?
モデルハウス見学
技術系の見学以外にも、夢工場内にあるモデルハウスもいくつか見学しました。
中でもやはり凄かったのは、鉄骨の最高級モデル「イズステージ」と、木造シャーウッドの最高級モデル「グラヴィスステージ」。
どちらも積水ハウスの最高級商品だけあって、外装も内装も超高級感あふれる、まさに「夢の家」でした。
鉄骨にしか目を向けてなかったけど、シャーウッドもいいなぁ。。。
夢工場で見れるグラヴィスステージは2016年に完成したコチラの物件
外観は超好みである。近くで見ると、外壁の重厚感と高級感が凄い。
シャーウッドなので、鉄骨専用のダインコンクリート外壁は使用できないが、それでもここまでの重厚感が出るのであれば十分かもしれません。
ただ、どちらのモデルハウスも延床面積約90坪くらいで設計されています。
一般的な住宅の約2倍の広さです。
ちらっと聞いたところによると、鉄骨の最高級モデル「イズステージ」のモデルハウスを、もしこのまま同じものを建てようとすると建物価格で約2億ちょいくらいかかるっぽい。
まぁ積水ハウスの平均坪単価は85万円ですが、ここまでの広さ+オプションフル装備+各所に最高級素材だとそうなるでしょう・・・。そうなると坪単価は200万円越えです。。。
流石に僕のような個人事業主を営む一般庶民には手が出ない金額なので、あくまでも「夢の家」として参考イメージとしましょう(笑)
昼ご飯がめっちゃ美味しい
積水ハウスの夢工場見学では昼ごはんにお弁当を準備してくれます。(無料)
このお弁当がめっちゃ美味しい!!
写真が微妙で伝わりにくいですが、特にタケノコご飯が良い塩加減で美味しかったです。
うーん、全てにおいてクオリティが高い。。。
息子用のお子様弁当も用意してくれました。あっという間にペロリ。感謝感謝。
ちなみに、ドリンクも飲み放題です。
ドリンクバーとかではなく、ちゃんと缶で1本1本取ることができます。
コーヒー、コーラ、クー(オレンジ)、リアルゴールド、お茶、ポカリスエットなどなど、種類はかなり豊富でした。マジでサービス精神豊富。
子供も楽しめる
この夢工場の良い所は、小さな子供と一緒に行っても楽しめる所です。
うちの息子は2歳ですが、中央に大きな広場があるので、かなり走り回ることができます。
また、モデルハウスもかなり広いので、色んな子供がかくれんぼして遊んでました。
ちょっとしたアトラックション気分です。
たぶん一番楽しめるのは小学生低学年かなぁ。
ちなみに、住まい環境館と、安震館、Be-tech館はベビーカーに乗せたままでも見学ができたのですが、モデルハウスやその他の技術館は構造上ベビーカーから降ろして歩いてもらうか、抱っこしないと入れないので、その点は注意が必要です。
パナホームと積水ハウスの工場見学の違い
面白いのはパナホームと積水ハウスの見学会の見せ方の違いです。
パナホームは実際の工場生産ラインを見学することができ、本当の生産現場を見ることができました。ガチの工場見学です。
それに対し、積水ハウスの夢工場は、あくまでも完成された技術や最高峰の住宅を見学するツアーとなっています。所謂「積水ハウスを好きになってもらうために特化した見せる見学」。
これは見せ方の違いですが、積水ハウスの方が初めて見学会に着た方は「落ちる」と思います。
見せ方がうまい。
たぶん来場者の9割くらいの人が積水ハウスに対するブランドイメージが上がって帰ると思います。
僕たちのような素人にとっては積水ハウスの工場見学の方がツボを押さえているのは間違いないでしょう。
やっぱうまいなぁ積水ハウス。。。
まんまと積水ハウスのブランド戦略に巻き込まれ、好感度は上昇中です(笑)