ヒカキンさんやはじめしゃちょーをはじめ、今や小学生の「やりたい仕事」の花方となったユーチューバー。
「好きなことで生きていく」というキーワードが心を動かす夢の仕事ですが、この「好きなことで生きていく」という言葉はウソである。
・・・ウソというと語弊があるけど、僕も個人事業主として好きなことを仕事にしている人間の一人ですが、そんな僕から言わせてもらうと
「好きなことで生きていく」
ではなく
「好きじゃないとやってられない」
のである。
ヒカキン密着24時 〜YouTuberの裏側〜
その「好きじゃなきゃやってられない」の真意は、ヒカキンさんが公開した動画を見ても良く分かります。
ヒカキンさんは、自分のユーチューバーとしての1日の仕事内容を公開し、話題を呼んでいます。
動画は、深夜2時48分から翌日の深夜2時48分まで丸24時間の様子をダイジェストで収めたものです。
当日はテレビ生出演のために朝5時半にスタジオ入りしなければならず、「寝坊で遅刻したら終わるので」と仮眠を1時間だけとって徹夜を決めたそうです。
ここから怒涛の1日が始まります。
詳しくは動画を見て頂くと分かるのですが、基本的に動きっぱなし、パソコンで作業しっぱなっしの1日なのです。
もし会社員でこんな仕事をやってると超絶ブラック企業認定です。
コツコツが成功するコツ
ヒカキンさんなどのトップユーチューバーを見ていると憧ればから募りますが、彼らがこの領域に達するにはかなり壮絶な作業量を継続して行う必要があります。
表に見えているのは彼らが行う仕事の5%にも満たないくらい。
「好きなことで生きていく」の95%は彼らしか知らない地道な作業の上で成り立っています。
成功の本質は同じ
僕の場合はユーチューバーではなく、アフィリエイトや自分のwebメディアでの広告収入がメインの所謂アフィリエイターなので、若干フィールドは異なりますが、成果を得るための本質は同じです。
「アフィリエイトで生活しています。」
と言うと、
「いいよね~。だって一回サイト作っちゃえばあとは放置してても勝手に稼げるんでしょ?」
とよく言われますが、
そんなわけあるかい。
おそらく(僕を含め)ちゃんと稼いでいるアフィリエイターの方にそんな事を言うと、100%内心「ぶっ飛ばすぞコイツ」と思われます。
僕もそう思っています。(口には出さないけど)
アフィリエイトも、ちゃんと稼ぐためには1記事書くのにめっちゃ時間かけるし、何時間も調査したり、1日中パソコンのへばり付いていたり・・・。それなりに裏舞台は壮絶なのです。
100万PVと継続
趣味の延長で運営を始めたとあるテーマのwebサイトが、運営から2年たってようやく月間100万PVに到達しました。
訪問ユーザー数は月40万人。1日あたり約1.3万ユーザーに来て頂けるサイトとなりました。
ネット広告とかは全然打っておらず、Googleなどからの検索流入が95%を占めているというとてもありがたい状態です。
最初は趣味で始めたサイトでしたが、サイトからの売上や広告収益も僕の事業の柱の1つとして支えてくれるくらいに成長しました。
記事数的にはそんなに多くなく、更新頻度もかなりローペースな地味サイトですが、コンテンツの中身と内容は実体験ベースでなるべく深く書くようにしていたので、その結果が出たようでよかったです。
まだまだ有名マンモスブログや大企業のwebメディアには全然敵いませんが、個人サイトとして月100万PVは一つの目標だったので、ゆっくりではありましたが嬉しい限ります。
2年前、月間たった50PVだった時も、今の月間100万PVになった時も、意識していることは同じこと。誰が見て、何を求めているのか。PV数の増加は確かに励みになりますが、それはただの数字でしかありません。重要なのは画面の向こうで見てくれている「一人」であって、PV自体ではありません。
やはりコツコツ継続が一番の近道。
コツコツすれば誰でもできるけど、このコツコツ作業は内容によって合う人と合わない人の差が激しいです。
「コツコツ継続」は単純かつ最大の秘訣ですが、最大の難関でもあります。
僕はたまたま引きこもりコツコツ作業が自分に合っていた。それだけだと思います。
ただ、どんなビジネスも、スポーツも、人間関係も、結局コツコツと継続して積み重ねる事が一番の近道。会社員でも個人事業主でも自営業でも自分の会社でも同じ。
あとはそれに「夢中」になれるかどうか。
成果を得るために必要な物事の本質は同じなのです。
会社を辞めて自分の仕事で生きていくと決めたからには、必ず継続しないと成果が出ないものがあります。
継続する最大のポイントは、それが好きかどうか。
本当に好きじゃないと続けるのは難しいです。
だからこそ
「好きなことで生きていく」
という言葉は
「好きじゃないとやってられない」
という言葉と表裏一体なのです。